到着した瞬間から、旅に集中する。海外一人旅の通信と電源

淡い布地の上に置いたAnker Prime Wall Charger 67W。海外一人旅でスマホやカメラ機材の充電に使っている充電器 旅の装備
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飛行機を降りたところから、通信を探し始めるような旅にはしたくない。

通信と電源は、写真には残らない。それでも、街を歩くための土台になっている。

海外一人旅の通信は、役割を分けている

一本の回線ですべてをまかなおうとはしていない。到着直後、滞在中、そして予備。三つの場面に、それぞれ違う通信手段を割り当てている。

到着直後は楽天モバイルの海外ローミング

到着した空港でまず頼るのは、楽天モバイルの海外ローミングだ。対応エリアでは、高速データ通信が2GBまでプラン料金に含まれていて、追加の申し込みは要らない。ただし、my 楽天モバイル側の海外ローミングや端末側のデータローミングなど、利用に必要な設定は出発前に確認しておく。

カルガリーに着いたときも、この準備を済ませたスマホを取り出して、バスのルートと乗り場をその場で確認できた。誰かに尋ねる必要も、通信手段を探すために列に並ぶ必要もなかった。

2GBを長期の滞在すべてに回すつもりはない。ホテルにチェックインするまでの地図確認、交通手段の把握、必要な連絡。その「初動」を任せる容量として考えている。使い切ることを前提にはせず、長く使い続けることにも期待しない。到着直後の通信を確保したら、必要に応じて次の回線へ役割を渡す。

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滞在中・周遊はKlookのeSIM

楽天モバイルの2GBを使い続けるのではなく、滞在中は必要に応じてKlookで用意したeSIMへ役割を渡している。

日本にいる間に、行き先に合わせたeSIMを選んで購入し、QRコードなどを使って端末へ追加しておける。物理SIMのように小さなカードを取り出したり、現地でカードを入れ替えたりする手間がない。商品や端末によって有効化の手順は異なるので、出発前に利用方法まで確認しておく。

複数の都市を移動する周遊の旅では、この仕組みが特に合っている。次の国に着いてから通信手段を探す工程を、旅程から外しておける。

KlookでeSIMを確認する ↗

サブ回線という余裕

このほかに、Trip.comの会員特典で無料のグローバルeSIMを利用できることがある。メインの回線として頼っているわけではないが、対象になっていれば選択肢がひとつ増える。

旅の本筋ではなく、使えるときのバックアップ。そのくらいの位置づけで考えている。

Trip.comを確認する ↗

街歩きの電源は、小さくする

ケーブル不要でスマホに直接充電できるAnkerの小型モバイルバッテリー。かさばらない電源ガジェットが、大人のソロトラベルに旅に集中できる環境をもたらす

Anker Nano Power Bankを持ち歩く

街を歩いている間の充電は、Anker Nano Power Bank(22.5W)に任せている。

端子が本体に内蔵されているので、ケーブルを別に持ち歩く必要がない。スマホに直接挿して、そのままポケットに入れておける。Billinghamは宿やロッカーに置いていくことも多く、Brady AVONだけで街を歩く日は、この一体型の形がそのまま役に立つ。

サイズは手のひらに収まるくらいで、ジャケットのポケットに入れても膨らみが気にならない。地図を見ながら歩いている途中、バッテリー残量が減っているのに気づいたら挿すだけでいい。カフェで一杯飲んでいる間に、必要な分だけ充電できれば十分だと思っている。

ホテルでは、まとめて充電する

Anker Prime Wall Charger 67W

ホテルの部屋のコンセントは限られている。それに対して、充電したい機器はスマホ、α6400、Osmo Pocket 4と複数ある。

そこで使っているのが、Anker Prime Wall Charger(67W)だ。3つのポートがあるので、寝る前にまとめて挿しておけば、翌朝に必要な機材をまとめて使える状態まで戻しておける。アダプター一つで、その日の機材を一通り整えられる。

PowerLine III Flow

充電器と合わせて使っているのが、PowerLine III Flowのケーブルだ。シリコン素材でしなやかなので、バッグの中で他の荷物と絡まりにくい。パッキングのときに扱いやすい、というだけの理由で選んでいる。

通信と電源を整えて、旅から余計な作業を減らす

通信も電源も、旅先で誰かに見せるものではない。ただ、SIMの設定に手こずったり、バッテリー残量を気にしながら歩いたりする時間が減ると、その分だけ目の前の街に意識を向けられる。

到着直後は楽天モバイル、滞在中はKlookのeSIM、電源は小さなモバイルバッテリーとホテルでの一括充電。役割ごとに担当を決めてしまえば、その日ごとに何を使うか迷う場面はほとんどない。

モントリオールでも、プラハでも、この型はほとんど変わらなかった。

飛行機を降りたあとに探したいのはSIMショップではなく、街へ出る道だ。バッテリー残量ではなく、その先にある景色を見ていたい。

通信と電源は、旅の記憶には残らない。だからこそ、意識しなくて済むところまで整えておく。

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