

2023年のゴールドコースト、2024年のタイ・ベトナム、そして2026年のカナダ横断。毎年の誕生日を世界のどこかの街角で過ごすことが、いつしかライフワークになっていた。
その中でも2025年に実行した「アジア・ヨーロッパ6カ国周遊」は、これまでの旅の経験を凝縮させた、ひとつの到達点だった。スーツケースを持たず、航空券をパズルのように組み合わせ、6カ国を自由に歩く。その記録をここに残しておく。
直行便は買わない。空と陸の「パズル手配術」
ヨーロッパへの周遊旅行を自由に楽しむ秘訣は、直行便に頼らない航空券のパズルにある。
2025年の周遊ルートはこうだ。
羽田 → クアラルンプール:エアアジアでアジアへの足がかりを確保
クアラルンプール → ロンドン:マレーシア航空で欧州へ
ロンドン(ルートン)→ プラハ:ウィズエアーで移動

プラハ → ウィーン:Omioで予約したFlixBusで陸路の旅を堪能

ウィーン → ベネチア:オーストリア航空で効率的に移動
ベネチア → バルセロナ:ウィズエアーで南欧へ
バルセロナ → ローマ → 羽田:ITAエアウェイズで帰国
このルートを組む際に活用したのがスカイスキャナーだ。目的地を「すべての場所」に設定するだけで、効率的なルートが見つかる。複数の航空会社を組み合わせるほど、選択肢は広がっていく。
陸路移動はOmioを使った。プラハからウィーンへのFlixBus、セントパンクラス駅からルートン空港への鉄道など、都市間の細かい移動を一括検索できる点が便利だ。
スーツケースを捨てよ。大人の「2個持ち装備」

移動の多い周遊旅において、大きなスーツケースは身動きを重くする。石畳の街、狭い路地、ローコストキャリアの機内。そのたびにキャスターを引きずることに、ある旅から限界を感じた。
メインの荷物は英国製の「Billingham」に収め、カメラなどの機材は「Brady」のショルダーバッグに入れて肩から下げる。この2個持ちスタイルが、今の旅の基本形だ。
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撮影機材(α6400・Osmo Pocket 4)の選び方については、こちらに詳しく書いた。
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ホテルステイを、旅の余白にする


移動が重なるほど、宿での時間が旅の密度を決めるようになった。
ヒルトン系列を拠点に選ぶのは、ゴールドステータスによる客室の無料アップグレードや朝食特典が、チェックインの瞬間から旅を変えてくれるからだ。
2025年の6カ国周遊では、ロンドンの「The Westminster London, Curio Collection by Hilton」でもアップグレードの通知が届いた。翌年のカナダ横断でもカルガリー・バーリントン・空港ヒルトンで3度のアップグレードを体験している。ヒルトン系列を選び続ける限り、この恩恵は繰り返し訪れる。
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トラブルも、旅の一部だ
旅を重ねても、予期せぬ出来事は起きる。ベネチアのバスで60ユーロの罰金を科せられたのも、そのひとつだ。知っていれば防げたトラブルほど、後から書き残しておきたくなる。
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おわりに
大きな荷物を手放し、航空券をパズルのように組み合わせ、カード1枚でホテルが変わる。
そういう旅のかたちが、少しずつ出来上がってきた。誰かの「次の旅」のヒントになれば、それで十分だ。
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