カルガリー滞在の最終日。この日は街に残らず、Klookで予約していた少人数ツアーでバンフ国立公園へ向かった。
日帰りでカルガリーへ戻ったあとは、その夜の深夜便でモントリオールへ移動する。山と湖を歩き、ツアーを終えて再びカルガリーへ戻り、その夜には次の都市へ向かう一日だった。
カルガリーからバンフへ。少人数ツアーを選んだ
カルガリーからバンフ方面へ向かう方法としてレンタカーもあるが、自分にはそもそも日本の運転免許がない。そこで今回は、Klookで少人数ツアーを予約した。
大型バスではなく白いバンで移動し、Johnston Canyon、Lake Louise、Banff Townを順に回っていく。
Klookの商品内容や集合時刻、所要時間は販売時期によって変わる。この記事では、2026年5月20日に実際に参加した日の流れだけを記録している。
Johnston Canyon。Lower Fallsの先まで少し歩く
カルガリーを離れると、平坦な景色の先に雪を残した山が見え始める。ロッキー山脈へ入り、最初に車を降りたのがJohnston Canyonだった。

渓谷沿いには木の橋や、岩壁に沿って張り出した遊歩道が続いている。緑色の金属製の手すりの向こうでは水が白く泡立ち、流れが緩むところでは深い青緑色に変わっていた。
遊歩道を進み、Lower Fallsまで歩いた。滝の近くには岩をくり抜いた短い通路があり、滝を間近に見ることができるスポットになっている。そこには行列ができていたので、今回は並ばず、そのまま先へ進んだ。
Lower Fallsから先にも少しだけ進んだが、集合時間が決まっていたので途中で引き返した。集合場所へ戻ったあとは、売店でバナナブレッドとカフェラテを買い、出発まで少し休憩した。
5月のLake Louise。まだ氷が残る湖へ
次に向かったのがLake Louiseだった。訪れたのは2026年5月20日で、湖面の大部分にはまだ氷が残っていた。

岸に近いところでは氷が解け始め、透明な浅瀬の底に平たい石が見える。その先には青緑色の水面が帯のように現れ、対岸の山が映り込んでいた。
夏の写真で見るLake Louiseとは、かなり違う景色だった。全面がターコイズ色になる前の時期で、白い氷と解け始めた水面が同じ湖の中に並んでいた。
この時期を狙って訪れたわけではない。カナダ旅の日程が5月になった結果として、まだ冬の名残が残るLake Louiseを見ることになった。
Banff Townで自由時間。The Old Spaghetti Factoryへ
Lake LouiseのあとはBanff Townへ移動した。町の中心を歩くと、赤レンガや石張りの建物の向こうに、そのまま山が見える。

ここでは自由時間があり、昼食にThe Old Spaghetti Factoryへ入った。注文したのはSpaghetti with Meatballs。パンはセットに含まれていて、通常付くMinestroneは追加料金でBaked French Onion Soupへ変更した。

Baked French Onion Soupは、白い器の表面をチーズが覆い、しっかりと焼き目がついている。Spaghetti with Meatballsにはトマトソースがかかり、その上に細く削ったチーズがたっぷりとのっていた。
セットには食後のアイスも付いていたが、ガイドから近くに有名なアイスクリーム店があると聞いていたので、ここでは食べなかった。店を出たあとCOWS Banffへ行き、ワッフルコーンのアイスクリームを買って町を歩いた。
Surprise CornerとBow Fallsへ
Banff Townのあとに立ち寄ったのがSurprise Cornerだった。木の柵の向こうに森が広がり、その中にFairmont Banff Springsの建物が見える。急勾配の屋根が重なり、その背後には雪を残した山が続いていた。

続いてBow Fallsへ移動した。川幅いっぱいに白い水が落ち、両側には岩壁と針葉樹が続いている。Lake Louiseとはまた違い、ここでは流れる水の量と音が景色の中心だった。
移動中には、道路脇で草を食べるエルクの姿も見えた。車窓から短く眺めただけだったが、道路のすぐそばに大きな野生動物がいるのは、バンフを移動していた中でも覚えている場面のひとつだ。ヘラジカにも会いたかったが、そこまで都合よくはいかない。今回は道路脇のエルクが、この日の野生動物との出会いになった。
少人数ツアーでも、各スポットでは自分のペースで
海外で一人で現地ツアーに参加するのは、今回が初めてではない。以前ゴールドコーストを訪れたときにも、Klookのツアーに一人で参加したことがある。
今回も参加者の中で日本人は自分だけで、一人で参加していたのも自分くらいだった。各地点では自分のペースで歩き、写真を撮りながら過ごしていた。Johnston CanyonやLake Louiseでは、すれ違った人から「その服いいね」「おしゃれだね」と声をかけられることもあった。
Johnston Canyonでは集合時間があるため歩ける範囲に限りがあったが、それ以外は景色を見たり写真を撮ったりする時間を取れた。車での移動は一緒でも、降りたあとはそれぞれで見て回る。その距離感は、一人旅の途中にも組み込みやすかった。
カルガリーへ戻り、深夜便まで街を歩く
日帰りツアーを終えてカルガリーへ戻った。荷物はホテルに預けたままだったので、すぐに空港へ向かう必要はない。
ホテルへ荷物を取りに行く前に、Calgary Central Libraryへ寄って館内をぶらぶらした。木のリブが波打つように続く大きな吹き抜けを歩き、そのあとは名前を覚えていないカフェでコーヒーを飲むなどして時間を過ごした。

最後にホテルへ戻って荷物を回収し、その夜の深夜便でモントリオールへ向かった。朝はカルガリーを出てJohnston Canyonを歩き、氷の残るLake Louiseを見て、夜にはもう次の都市へ移動する。
機内で夜を越えた先はモントリオールだった。山と森の一日から、今度はフランス語が聞こえる街へ移る。


コメント