クアラルンプール一人旅2泊3日。BACHA COFFEEとバトゥ洞窟

朝の光が差すクアラルンプールのMerdeka Square周辺 旅の記録
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2025年の5月24日、40歳の誕生日をロンドンで過ごすと決めていた。

ただ、羽田からロンドンへまっすぐ飛ぶつもりはなかった。せっかく長い旅程を組むなら、途中でもうひとつ街に滞在したい。直行便もあれば、経由地を選べる便もある。並んだ選択肢を見比べていくうちに、料金面の条件も良かったクアラルンプールに2泊してから向かうことにした。

このあとロンドン、プラハ、ウィーン、ベネチア、バルセロナと続いていく6カ国の周遊で、クアラルンプールが最初の街になった。

午前7時、クアラルンプールの街へ

クアラルンプール国際空港に着いたのは、午前7時頃だった。到着後の通信は楽天モバイルを使った。

空港からはKLIA Transitに乗り、KL Sentral方面へ向かった。車窓の向こうには朝日が見え、市内へ近づくにつれて建物が増えていく。

ホテルにチェックインするにはまだ早い。街に出て、Jalan Kasturi周辺からRiver of Lifeへ歩き、Sultan Abdul Samad Buildingの前を通ってMerdeka Squareへ向かった。

早朝のクアラルンプールの街並みと、朝の光が差す通り

そのまま中心部を歩き、通りの先にKL Towerが見える場所を抜けた。途中では商業施設にも入り、食品売り場などを見て回った。

ペトロナスツインタワーに着いたのは12時を過ぎてから。街へ出てから4時間ほどが経っていた。

下から見上げたとき、昔観た『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』を思い出した。作中に登場するツインタワービルのモデルのひとつとされているのが、このペトロナスツインタワーだ。映画で見ていた建物のモデルを実際に目の前にし、空へと伸びる二本の塔を見上げながら、少し感慨にふけった。

クアラルンプールで見上げたペトロナスツインタワー

タワーの周辺で何枚か撮ったあと、BACHA COFFEEに入った。オレンジと白で統一された食器が並び、意匠を凝らした椅子が置かれていた。

注文したコーヒーには、バニラビーンズ入りのシャンティクリームが添えられて出てきた。合わせて頼んだのはミルフィーユ。パイ生地とクリームの層が重なった一切れを、コーヒーと一緒に食べる。朝から街を歩いたあと、ここで一度腰を下ろした。

BACHA COFFEEのテーブル。ミルフィーユ、コーヒー、バニラビーンズ入りのシャンティクリームが並ぶ

The Platinum Kuala Lumpur by Whitfieldで過ごす

宿はThe Platinum Kuala Lumpur by Whitfield。Trip.comで予約していた。

部屋はDeluxe Suiteで、1 bedroom、79㎡。一人で泊まるにはかなり広く、寝室も独立している。朝から街を歩いたあと、ここで荷物を下ろした。

夜になると、部屋からはクアラルンプールの高層ビル群が見えた。灯りの入った建物が並び、昼間に歩いていた街とは違う表情になる。

The Platinum Kuala Lumpur by Whitfieldの客室から見たクアラルンプールの夜景

Trip.comでThe Platinum Kuala Lumpur by Whitfieldを確認する

日付が変わった午前1時頃、NASI KANDAR PELITAへ食事に出た。本当はビリヤニを食べたかったが、この時間にはもう残っていなかった。

そこで、この日はカレーとチーズナンを注文した。飲み物はパイナップルジュース。

NASI KANDAR PELITAで深夜に食べたカレーとチーズナン、パイナップルジュース

272段を上ってバトゥ洞窟へ

2日目は、郊外のバトゥ洞窟へ向かった。

境内に入ると、まず目に入るのが巨大な金色のムルガン像。そのすぐ脇から、色鮮やかな階段が石灰岩の岩壁へ向かって伸びている。上まで続くのは272段だ。

階段を上っていく途中には猿の姿もあった。下から見上げていたカラフルな階段を一段ずつ進み、振り返ると参道が少しずつ小さくなっていく。

272段を上りきると、景色が一変する。岩山の中には大きな空間が広がり、石灰岩の高い天井の下に寺院や色鮮やかな像が並んでいた。外から階段を見上げているだけでは分からなかった空間が、その奥に続いている。

洞窟の中を歩いたあと、再び階段の方へ戻った。高い位置から振り返ると、金色の像の背後に参道が伸び、その先にはクアラルンプールの街並みが広がっていた。

バトゥ洞窟の金色の像の背後から見渡す参道とクアラルンプールの街並み

街へ戻る前に昼食をとった。頼んだのはアヤム・ペニェット。骨付きの鶏肉を揚げたもので、ライスとレタス、揚げたテンペ、赤いチリソースが同じ皿に並んでいる。

バトゥ洞窟からの帰り道に食べたアヤム・ペニェット。揚げ鶏、ライス、テンペ、赤いチリソースが並ぶ

札幌からつながったBARISTART COFFEE

札幌で馴染みのあるBARISTART COFFEEがクアラルンプールにも出店していると知り、街へ戻ってから足を運んだ。

店ではコーヒーとワッフルを注文した。カップにはBARISTART COFFEEの文字と、その下にHOKKAIDOと入っている。

その後も市内を歩き、商業施設を見て回ってからCentral Marketへ。ガラスケースの中には銀細工の茶器や装飾品が並び、鞘に彫刻を施したクリス、マレーの短剣も何本も収められていた。

クアラルンプールのBARISTART COFFEEの看板。HOKKAIDOの文字が見える
Central Marketのガラスケースに並ぶ銀細工の茶器、装飾品、クリス

Central Marketを出たあとは、周辺の通りからチャイナタウンへ足を延ばした。赤い提灯が並ぶ一帯を歩き、Sri Mahamariamman Templeの前も通った。

街を歩いている途中で偶然ビリヤニの店を見つけ、そのまま入った。前夜に食べ損ねたビリヤニを、ここでようやく食べることができた。

夜にはもう一度ペトロナスツインタワーの近くへ。昼に見上げた二本の塔が、今度はライトに照らされて夜の街に浮かんでいた。これで2日目が終わり、翌朝にはロンドンへ向かう。

クアラルンプールからロンドンへ

3日目の朝、クアラルンプール国際空港へ向かった。

ロンドン行きのMalaysia Airlinesは9時50分発。オンラインチェックインは済ませてあり、このときはカウンターに並ばずに進んだ。クアラルンプール国際空港は広く、ターミナルの移動だけでも相応の距離を歩く。

保安検査を抜けたあと、Priority Passで利用できる空港ラウンジに入った。泊まっていたホテルに朝食は含まれていなかったので、ここでパンとフルーツ、温かいコーヒーをとった。

クアラルンプールからロンドンへの出発前に利用した空港ラウンジ

窓の外には滑走路が広がり、朝の光を受けた機体が行き交っていた。搭乗案内が流れるまで、そこで過ごした。

搭乗の時間になり、ラウンジを出てゲートへ向かった。

6カ国周遊の最初の街、クアラルンプールで過ごした2泊3日はここで終わる。次は、40歳の誕生日を過ごすロンドンへ。

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