クアラルンプール、ロンドンと渡り、この旅の3都市目がプラハだった。ロンドンのルートン空港からWizz Airに乗り、ここで2泊してから次のウィーンへ向かう。
宿はPytloun Old Armoury Hotel Prague。ホテルの中だけでなく、石畳の通り、プラハ城、聖ヴィート大聖堂、カレル橋まで歩きながら、α6400と18-135mmで街を撮った。
ロンドンからWizz Airでプラハへ
ロンドンのルートン空港からWizz Airに乗る。通信はロンドンまでで使っていたeSIMをそのまま継続していたので、プラハに着いてからも地図をそのまま使えた。
チェコの通貨はコルナだが、この2泊で現金を使う場面は一度もなかった。ホテルもレストランもカードで支払いが完結している。
Pytloun Old Armoury Hotel Prague

2泊したのはPytloun Old Armoury Hotel Prague。緑の木々に囲まれた白い建物で、入口の脇にはガス灯風のランタンがあった。
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チェックインを済ませて客室へ向かう。廊下には深紅のカーペットが奥まで続き、両側の壁にはプラハの風景写真が掛かっていた。館内には真鍮と木でできたアンティークの電話や、額装された古地図も置かれていた。
ヴォールト天井のレストランと、甲冑と古銃

館内のレストランも印象に残っている。ヴォールト天井には紋章画が描かれ、そこからシャンデリアが下がっている。壁際には騎士の甲冑が立ち、別の壁面にはフリントロック式の古銃が並んでいた。


甲冑の背後にはステンドグラスがあり、古銃が並ぶ側の窓にも色が入っている。廊下からレストランまで、館内を歩く途中にも細かなものが何度も目に入るホテルだった。
ホテルを出て、石畳の街を歩く

外へ出ると、石畳の通りを赤とクリーム色のトラムが走っていた。軌道の脇には淡いクリーム色や白の建物が並び、歩道も小さな石で舗装されている。
ホテルから名所へ移動する途中にも、建物やトラム、石畳の景色が続く。目的地に着いてからだけではなく、そのあいだを歩いている時間にも写真を撮っていた。
プラハ城周辺へ

プラハ城周辺へ進むと、壁面を細かな幾何学模様で覆った建物が現れた。その向こうには緑色の屋根を持つ塔や黒い尖塔が見え、建物の隙間から次の景色が少しずつ見えてくる。
石造建築が並ぶ一方で、生垣や樹木のある場所も挟まる。歩きながら視線を上げるたびに、壁面、屋根、塔と見えるものが入れ替わっていった。
聖ヴィート大聖堂。外観とステンドグラス

プラハ城の中では、聖ヴィート大聖堂の尖塔が大きく視界に入る。細かな石造装飾が壁面を覆い、時計のある塔や模様の入った屋根まで、見上げる方向に要素が重なっていた。

内部へ入ると、暗い石造空間の中でステンドグラスの色が目立つ。赤、青、紫を中心に、細長い窓の中へ人物や場面が描き込まれている。外では石の形を追っていた視線が、中では光を通した色へ移っていった。


同じプラハ城内にある聖イジー聖堂は、赤と淡いクリーム色のファサードを持つ。内部には大きな半円アーチと石の壁が並び、上部の窓や奥の開口部から自然光が入っていた。聖ヴィート大聖堂とは、外観も内部も見えるものが大きく違う。
U Modré Kachničkyでの夕食

夕食は、ホテルから歩いてU Modré Kachničkyへ向かった。予約を入れておいた店で、扉を開けるとアンティークの額縁が壁一面を埋めていた。天井はここもヴォールト型で、テーブルにはキャンドルが灯っている。
頼んだのは全6品のテイスティングコース。フォアグラのソテー、スモークされた鹿肉と続き、メインは鹿のローストと鴨のロースト。締めはBlack Forest mini cakeだった。


鹿のローストには芋団子が添えられ、鴨はMKのモノグラムが入った皿に盛られていた。一人で2時間近くこの席にいて、コースを追いながら食べていると、そのくらいの時間が自然に過ぎていった。
小さな水路から、カレル橋とヴルタヴァ川へ

街を歩いていると、建物と緑のあいだを細い水路が流れている場所もあった。左側には白いパラソルを並べたテラス席があり、水際まで蔦や低木が伸びている。
そこからヴルタヴァ川へ出ると、視界の幅が大きく変わる。細い水路と大きな川が、同じ街歩きの中で続いていた。
カレル橋とヴルタヴァ川

カレル橋の上からは、川越しに対岸のプラハ城が見える。夕方には城の右端から夕陽が差し込み、建物はシルエットになり、川面には細かな光が揺れていた。
川岸から見ると、今度はカレル橋そのものと対岸の街並みがひとつの景色に入る。橋のアーチが水面の上に連なり、夕方の光が建物の壁と川へ当たっていた。

橋の上には、似顔絵を描く画家も座っていた。観光客が行き交う中でキャンバスに向かう姿も、この日の写真の一枚になった。
夕方から夜へ

日が落ちたあとの聖ヴィート大聖堂も写真に残っている。空は濃い青へ変わり、建物は下から黄色い照明で照らされていた。
昼には石の色や細かな装飾そのものが見えていたが、夜は光の当たる部分と影になる部分がはっきりする。同じ建物でも、時間が変わると写真に残る輪郭が変わっていた。
α6400と18-135mmで撮ったプラハ
この旅ではSONY α6400にE 18-135mm F3.5-5.6 OSSを付けていた。交換用のレンズは持たず、トラム、ホテル、聖堂の外観と内部、カレル橋まで、この一本で撮っている。
一方で、聖ヴィート大聖堂の前で建物全体を入れたいときや、ヴルタヴァ川の広がりを写したいときには、もう少し広い画角が欲しいと感じる場面もあった。E 11mm F1.8を購入したのは、この6カ国周遊を終えたあとのことだ。
FlixBusでウィーンへ
プラハを離れる日は、Omioで予約しておいたFlixBusに乗った。この周遊でプラハからウィーンへ向かう区間は、飛行機ではなく陸路で移動している。
ホテルの深紅の廊下、プラハ城で見上げた尖塔、ステンドグラス、夕方のカレル橋。2泊したプラハを離れ、次の目的地ウィーンへ向かった。




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